文房具のエコグッズ

文房具は誰もが使う消耗品ですが、近頃、「グリーン購入法適合商品」の表示や「エコマーク」がついているボールペンや鉛筆、スティックのりといった文房具がかなり増えてきました。エコグッズを購入するならば、まずは身近でいつも使用する消耗品である文房具から変えてみてはどうでしょうか。これまで、再生材を利用した地球にやさしい文具の商品化を文具メーカーは積極的に推進してきています。一度使用済みとなった資源を再度使用できる商品にリサイクルするわけです。金属やプラスチック(樹脂)、紙や木などがリサイクルの代表的な素材で、こういった再生材を使っている製品はたくさんあります。古紙を使ったノートなどは代表的なエコ文具といえます。最近は、シャープペンシルやボールペンにも、100%古紙を利用したものが製品化されています。社名などを本体部分に印刷したりすることが可能で、プラスチックのボールペンなどと比較しても手に馴染みやすく、販促品としても適しているのではないかと思います。エコ文具は他に、端材を活用して鉛筆にした「リサイクル鉛筆」やリサイクル黒鉛を使ったシャープペンシルの芯「芯までリサイクル」、表紙に飲料パックや牛乳パックの再生紙を100%使用した「フラットファイル」、ホタテの貝殻殻とプラスチックの再生材で作られている「エコ消しゴム」などなど、さまざまな種類のものがでています。

おしゃれなエコバッグも

エコグッズと言えば、エコバッグを一番に挙げる人も多いかと思います。エコバッグと聞くと、ショッピングの時にレジで袋をもらわずに代わりに使うためだけのバッグという印象が強いと思いますが、近頃は大きさがいろいろあるうえ、安価でオシャレなデザインのものもあるので、通勤やちょっとしたお出かけにも持ち歩けそうです。一回くらいは大抵の人が、トート型エコバッグやレジカゴ型エコバッグを見たことがあるのではないでしょうか。近頃は、保温・保冷機能付きのエコバッグやレジ袋型エコバッグに加えて、有名ブランド商品や大物アーティストとのコラボ商品なども販売されており、スーパーに限らず靴や洋服といったお店でのショッピングに持っていっても恥ずかしくないようなバッグが増えてきました。また、オーガニックコットンという素材がありますが、これは化学肥料や農薬を3年以上使用していない土地で、無農薬の有機栽培による原綿を糸に紡いで生地にしたものです。全ての工程が手作業であり、加工時に天然石けんや温水、天然の蜜ろうなどを使用して仕上げます。オーガニックコットンは、栽培過程において土壌を汚すことがないので、地球に優しいというだけでなく、化学物質を含まないので人の肌にも優しいといえます。糸の太さが不均一の天然の生成りですが、コットン本来の柔らかさがあり、敏感肌の方や赤ちゃんにも安心して使用できるコットンです。

ハイブリットカーやソーラーカー

職場の中や家庭だけにとどまらず、外出においてもエコを考えるのであれば、エコグッズの仲間としてはあまりに大きいものかもしれませんが、ハイブリットカーやソーラーカーが挙げられます。従来のガソリンで走行する自動車と比較すると、二酸化炭素や有害物質が削減できる他、それほどガソリン代が高く付かないこともあり、徐々に普及率が上がってきているようです。ソーラーカーで思い出すのは、日テレバラエティ「ザ!鉄腕!DASH!!」に登場するソーラーカー改造車のだん吉です。だん吉は、ソーラーパネルだけでは不足する電力を商用電源から充電する、ソーラー+電気自動車という自動車です。ハイブリットカーとは、作動原理が異なるニつ以上の動力源を持ち、状況に応じて動力源を変えて走る自動車のことです。現在販売されているハイブリットカーは大半が、ガソリン+電気自動車というものですが、海外では、太陽光+風力から電力を得る自動車というものも出ているようです。トヨタからプリウスが1997年に発売されて以来、近年は各自動車メーカーから多くのハイブリッドカーが発売されるようになりました。自動車を選ぶ時に少しでも環境にやさしいものをと考えることは、エコロジーに繋がるのはもちろん、今なお高騰中のガソリン代を節約することにもなりおすすめです。新たに自動車を買おうと思っている人は、ハイブリットカーも検討してみてはいかがでしょうか。

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